GENNIX D1

最も優先させるべきは、乗り手の安全を守るテクノロジー。これはガノーのコミットメントであり、そのためのディスクブレーキ採用です。握力の強さに頼らず、指先で操作できるスムーズなブレーキ。スルーアクスルによるホイールとバイクの一体感。そしてそこから生まれる、安心のハンドリング。こういった技術革命が、ロードバイクを次のレベルへと引き上げました。GENNIX D1の自慢は、悪天候下でもよく効く制動力、高まった剛性としなやかさのバランスによるスムーズな加速力です。このスピードコントロールと、バイク全体のコントロール性にこだわったジオメトリーは、次のバイクライドへの自信となります。ロードバイクの楽しさ、その新たなスタートとなるでしょう。

レースフィットジオメトリー
レースで使うことを念頭にしたこのジオメトリーは、低い体のポジションと改善された空力性能、として効率性を誇ります。短めのホイールベースとクイックなハンドリングが、頂上までの長い道のりを、短く感じさせます。

1-1/2 テーパードフォーク
GENNIX D1が装備するフォークは、オーバーサイズのクラウンに、内蔵式ベアリングを採用した、レースデザイン。カーボン素材の振動吸収性と、フレーム接合部周辺の高い剛性が、シャープでラインをたどりやすく、正確なコーナーリングを提供します。

ブリッジレス シートステー
これまでブレーキの取り付けのために慣習的に付けられていた、シートステー同士をつなぐブリッジを取り除いたことで、シートステー本来のしなやかさが活かされます。ライダーに伝わる細かな振動をこれで吸収し、より滑らかな、心地良い走りを感じられることでしょう。

386 EVOプレスフィットBB
太く大きく設定された386 EVO規格の断面は、ダウンチューブ、シートステーとBBをより一体化に近づけることに成功。ライダーの入力をロスなく車輪へと伝えていきます。さらには内部からアルミスリーブを排除でき、軽く丈夫なまま、BB周辺の剛性を高められます。

トータル・インテグレーション
SHIMANO Di2用のグロメットとバッテリー内蔵ホルダーにより、ブレーキとシフターのケーブルは内蔵されます。煩雑なケーブル・ルーティングをなくし、軽快な変速を実現、美しいバイクのフォルムも引き立たせています。

ディスクブレーキ専用
もし、これまでのキャリパーブレーキを使って雨の降りを走ったことがあるなら、ディスクブレーキの有効性を感じていることでしょう。あらゆる路面やコンディションの中で、無理なくより良い制動力を発揮できる、それがディスクブレーキだからです。

T12 スルーアクスル
12mm スルーアクスルは、重量をほとんど増やすことなく、フレームとフォークの横剛性を劇的に高めます。この高まった剛性が、コーナリングの正確さを高め、制動力を確実に路面に伝えていく役目を果たします。

ノー・ボイド・モールディング２
ノーボイドモールディング２の技術は、カーボン素材のレイアップ（巻きつけ）時に、内部に完全な芯材を利用。モールド（型成形）時の厚みなど理想の構造を、このシステムが完全にコントロール。最高の走りを実現できるフレームが出来上がります。