RTTC(RIDER TUNE CARBON COMPOSITE)テクノロジー

RTCCテクノロジーは、ライダーとカーボンコンポジットを調和させるテクノロジーだ。
理想的な組み合わせを実現させるために、高強度、高靱性、最適な合成樹脂を採用。
ライダーが望む最適なパフォーマンスを実現させるために、適所にレイアップされる。
軽く、強く、ストレスのないライディングをRTCCテクノロジーによって、実現することが可能だ。


RTCC1のカーボンブレンドは、フレーム剛性と快適性を高めることを最優先とし、ハードなロングライドを望むライダーのため、特別に設計されている。キーポイントは、しなやかかつ、高耐性で高強度のカーボンファイバーと、インターミディエイト・モジュール・カーボンファイバーを組み合わせていること。そしてヘッドチューブとBB周辺の横剛性を維持しながら、ライダーへの振動伝達量を減少させる垂直方向の柔軟性を最適化することができた。

1日中ライディングしていたいという要求を満たすためにRTCC2カーボンブレンドを開発した。エキスパートレーサーは、ホビーレーサーの想像を絶するような運動負荷でバイクを駆ることができる。そのパワーに応えるため、硬いだけでなく酷使にも耐える耐久性を兼ね備えており推進力を路面に伝達し、さらに正確なハンドリングを提供する。材料を選択する時には曲げ、ねじれ剛性が考慮される。インターミディエイト・モジュールカーボンファイバーは剛性と強度の優れたバランスを提供し、ねじれが発生しやすい部位に使用されている。一方で剛性を増やすか、または軽量化するか、目標としているライディングの特性をもたせるために剛性の高いハイモジュールカーボンが使用されている。剛性を高める部位にはより多くのカーボンを積層し、軽くしたい部位はより少なくするなど、適材適所の方法が用いられる。

パフォーマンスや装備など、あらゆる無駄を排除したいライダーのためにRTCC3は存在している。さらにフレームの軽量化を促進するため、重要な部分は戦略的に低密度ウルトラ・ハイモジュール・カーボンファイバーによって一部のハイモジュール・カーボンファイバーが置き換えられている。その結果、剛性及び快適性を維持しながら、より薄いウォールチューブとなり10%以上の軽量化を実現した。ウルトラ・ハイモジュール・カーボンファイバー自体は非常にもろい。強度を上げるため、カーボン・ナノ・バウンド・レジンを用いそれぞれのレイヤーと表層の1Kカーボンの結合を高めた。その結果、ライダーのための完璧なバランスを実現した。


 
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