4月5日に静岡県日本サイクルスポーツセンターで、第40回チャレンジロードレースが開催され、京都産業大学からは3年生の須堯、間瀬、中井(路)、2年生の安田、1年生の中井(唯)の5名が出場。
5kmサーキットのコースを7周半する39kmのレースです。ロードレースとしては短い距離で、しかも強力なメンバーが多数出場していることから、かなりハイペースなレース展開が予想されます。
レーススタート直後から予想通りのハイペース、路面もウェットコンディションということもあり、スタート直後から落車が続出します。
京産大のメンバーは落車と中切れに巻き込まれないよう、常に集団の先頭が見える位置で走りますが、中井(路)と安田がハイペースに付いていけず、DNFとなってしまいます。
その後は数人が逃げを形成するも、すぐに集団に吸収され、決定的な逃げが決まらないまま、周回数を重ねていきます。そうしているうちに、少しずつ集団の人数が少なくなっていき10人程になりました。中井(唯)もメイン集団のペースには耐えられず、千切れてしまいます。
少なくなった10人程の集団に須堯、間瀬の2人が入った状態で、終盤戦へ。
最終周回に入る手前で、日本大学とTeam UKYOの選手の逃げが決まってしまい、集団は3位争いに切り替わります。間瀬の調子が良さそうだったのですが、メカトラにより、集団から下がります。
スプリントだと、僕に勝機は無いと思い、ゴール手前の登りの入り口からアタックを仕掛けますが、タイミングが早すぎて、結局集団の最後尾でのゴールとなってしまいました。
ハイペースなサバイバルレースで、終盤まで複数のチームメイトが残れたのは良かったですが、沖縄合宿直後ということもあり、合宿の疲れで思うように走れなかった選手もいました。もっとメンバー全員が１つ１つのレースを大切に走るという認識を持たなければいけないと思えるレースとなりました。

レポート：3年生　須堯

京都産業大学体育会 自転車競技部リザルト
9位 　須堯元春
11位　間瀬勇毅
32位　中井唯晶
DNF　中井路雅
DNF　安田京介