【京都産業大学 自転車競技部】修善寺カップ女子オープントラック&ロードレース

修善寺カップ女子オープントラック&ロードレース
5月19-20日(土日) 静岡県・伊豆ベロドローム、日本CSC

種目 成績

中冨尚子
200mF 12.746 4位
500mTT 38.671 4位
3000mIP 4.04.431 4位
ポイントレース10km 1位
個人ロードレース 40km 3位
総合順位 16点 優勝

大会公式 http://jicf.info/8189/


レポート:中冨尚子


5月19日、20日に行われた修善寺カップ女子トラック&ロードレースに出場しました。
この大会はトラック種目4種目(200mFF、500mTT、IP、ポイントレース)と個人ロードレースの順位数の合計が少ない順に総合順位が決まります。短距離から長距離までバランスよく強くないと総合優勝はできませんでした。

200mFは総合にかかわるメンバーの中では得意なほうだと思っていて、自信を持って挑みました。目標タイムは12.4秒だったのですがかけおろしの時のスプリンターレーンに入るまでのコース取りがうまく行えずにベロドロームでは自己ベストでしたが納得のいくタイムは出ませんでした。

500mTTは今までギアをかけて走ったことがなかったのですが51×15で少し重めのギアで試してみました。スタートから半周は思ったよりもギアが重く感じてスピードに乗らず焦りましたが座ってから伸びていったので良かったです。自己ベストから1.1秒も縮んだのでスピードがついてきている事を実感できました。

インディビデュアルパーシュートは私がトラック種目の中で1番苦手としている種目だったのでこの種目が1番踏ん張りどころでした。失敗は許されないので安全な設定タイムにしました。3キロになって初めてのIPだったので設定タイム通りではあったけど、もっと独走力をつけなければと思いました。

レースは4種目でとても疲労が溜まっていましたがポイントレースにはとても自信があり、自分から展開してレースができました。4回中3回ポイントに絡みそのうち2回スプリントを先行して1着を取ることができました。スピードレースだったのですが自分の考えていたように展開していけてよかったです。
1日目のトラック4種目が終わった時点で総合得点が5点も差があり、次の日のロードレースでは最悪6着だとしても総合優勝が確定していて心に余裕をもってロードレースに臨めました。

個人ロードレース 40km 3位
ロードレースでは4月に行われたチャレンジサイクルロードレースで先頭集団からドロップしておりトラウマのあるコースだったので不安でした。スタートして少し経った頃からリアディレイラーを変える度にチェーンが落ちるようになっていき、その度に脚を削って追いついていきました。2周目まではスローペースだったのですが3周目の秀峰亭で石上選手がペースアップをして徐々に集団の人数が減っていきました。5周目の秀峰亭の登りで石上選手が本格的なアタックを開始し始め、先頭集団が一気に6人にまで絞られました。私は今回、走ったメンバーの中でスプリント勝負には自信があったので、ゴールスプリントに持ち込もうと思っていました。それなのでローテーションには軽く入り、自分からアタックするということはしませんでした。

7周目の秀峰亭の登りでの石上選手のアタックについていけず、千切れてしまいました。その時、私の前には3人でした。下りを使って追いつこうとしましたがチェーンが落ちてようやくホームストレートで変速できたので、そこから先頭を追っていきました。残り1㎞で先頭に追いつけました。先行するために残り400mで前に出、残り200mの看板が見えたので踏んでいきました。しかしその時点でもう脚が残っていませんでした。合わせることもできずに残り150mで西選手と石上選手に捲られていきました。何とか踏ん張って3位でしたが全く納得のいくレースができませんでした。登りが壊滅的に遅くなっているのでまずはそこの修正からしていかなければと思いました。

結果的に総合順位で2位と3点差の優勝ができたので良かったのですが、IPのタイムとロードレースの内容、結果が全く良くなかったので全日本ロードレースに向けて調子を上げていきたいと思います。

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