【京都産業大学 自転車競技部】第43回チャレンジサイクルロードレース

第43回チャレンジサイクルロードレース大会
4月8日(日) 静岡県伊豆市 日本サイクルスポーツセンター 64km
大会公式 http://challengeroad.com/


成績 男子

 中井唯晶 優勝
 藤田俊輔 10位
 岡本篤樹 11位
 曽我部厚誠 14位
 伊藤皓平 15位
 小出樹 31位
 溝口智貴 35位
 松下綾馬 45位


成績 女子

 中冨尚子 8位(ジュニア6位)


レポート:中井唯晶

4月8日に行われたチャレンジサイクルロードレースに出場してきました。
この大会はシーズン最初のロードレースで、3月の沖縄合宿の成果を確かめることのできる重要な大会です。個人的には一昨年優勝、去年2位と来ていて今年はもう一度勝ちたいという気持ちでこの大会に挑みました。レースは午後1時33分出走だったので3時間前に食事を済ませ、ゆっくりとレースの装備に着替えて気温が低く感じたのでアップオイルを塗り、ローラーでアップし、出走サインを済ませてスタ―トラインに向かいました。

スタートして常に集団の前方に位置取り、有力選手の動きを見ていました。作戦としては、ある程度力のある選手の逃げは容認して、有力選手のアタックはチェックします。前半は散発的なアタックがありましたが、決定的な逃げにはならず、レース後半になりペースが落ちつきかけた時に、京都産業大学の藤田、日本体育大学2名、中央大学、法政大学、弱虫ペダルサイクリングチーム、の6名の逃げができました。その中に自分が見ていた有力選手はおらず容認しました。そこからは集団内に潜んで力を貯めて逃げとのタイム差を確認しながらアタックのタイミングを待っていました。逃げとのタイム差が1分以内ならブリッチできる自信はありました。自分が思い描いていたアタックは誰もついてこれないアタックでした。それは沖縄合宿のレース走で秋田監督から聞いた戦術で「我がだけが追いつく」というものでした。残り3周に入り40秒差、残り2周に入る手前の秀峰亭の登りで50秒と聞いて集団からアタックを開始、その時の出力は1007w、そして単独で抜け出し、スタートゴール地点で秋田監督から29秒と聞いて「いける」と確信し踏み続けました。ホームストレートを下り、登りに入り、中腹あたりでブリッチ成功、チームから逃げてくれていた藤田に「ありがとう」と一言言いました。

逃げのまま秀峰亭を登り切り最終回に入り、勝負はこの7人になりました。この少人数のスプリントなら勝てる自信があったので全員の動きを見ていきました。二つ目の登りで藤田がアタック、自分はチェックせず後ろで待機、もう一度日本体育大学の選手がアタック、集団は伸びたまま最後の下りへ入っていき最後の秀峰亭の登りへ入りました。そこで前年優勝者の中央大学尾形選手が追いつきスプリント開始し、尾形選手を差し、1着でゴールすることができました。自分の思い描いたレース展開にすることができ、優勝することができとてもうれしいです。

チームメイトも前方でゴールしていてチーム全体の力が上がっていると思いました。
これからもチームで一つでも多い勝利をとれるよう頑張っていきたいです。


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