【京都産業大学 自転車競技部】TRS第2戦

TRS 第2戦
5月19日(土) 静岡県伊豆市日本サイクルスポーツセンター 伊豆ベロドローム

クラス1

スクラッチ
藤田俊輔 3位

ポイントレース
中井唯晶 10位
藤田俊輔 7位
曽我部厚誠 8位

マディソン
中井・曽我部ペア 2位


クラス2

スクラッチ
溝口智貴13位
岡本篤樹 2位
伊藤皓平 2位

ポイントレース
溝口智貴 5位
岡本篤樹 4位
伊藤皓平 1位
岩本希望 DNF

ケイリン
岩本希望 準決勝敗退

女子修善寺カップ(オムニアム形式)
中冨尚子 優勝


レポート:伊藤皓平

今回自分はスクラッチとポイントレースを走りました。4月からのレースで、昨年よりも力が付いているのが実感できていたので、積極的にレースを運ぶことをひとつの目標にしていました。
スクラッチは10km40周で行われました。前半5kmくらいまでの他大学の逃げは全て単独だったので容認しました。自分が動き始めたのは残り5kmに入ってからでした。集団のペースをあげながら逃げるタイミングを伺っていました。残り3kmを過ぎたあたりで自分がアタックし、逃げを試みました。1人着いてきたのでローテーションしてじわじわと集団との距離を広げました。途中で3人の追走が追いつき、5人でローテーションを回しました。残り1kmになると、先頭を長く引く選手が居なくなり、残り2周に入ると完全に牽制がかかりました。スプリントには自信があったので残り1周半で4番手からスプリントを試みましたが、ホームストレートで自分の番手だった選手に捲くられ2位に終わりました。

ポイントレースは15km60周で行われました今回の一番の目標はポイントレースで一位をとり、クラス1に昇格することだったので、自分の得意な展開に運ぼうと考えていました。

集団のペースが遅く、これではスプリンターに有利だと思ったので先頭にでて少しペースを上げ、集団の人数を削ろうと考えました。周回板を確認すると53周だったので落ち着いて番手を合わせに行きました。ポイント周回の2周手前で中京の選手がアタックし、そのまま行かれてしまい自分は3点を獲得しました。そのまま少し逃げを図りましたが、集団のペースが上がっていたので一旦戻りました。2回目のポイント周回まで目立った動きは無く、ここは確実に5点を取ろうと思い、1周半手前で仕掛けました。アウトから来た選手にもインで合わせて2回目のポイントは1着で通過しました。この時点でポイントリーダーとなりました。3回目のポイント周回は単独の逃げがいたので、無理に前に出ず、後ろについて展開を伺いました。逃げていた選手がそのまま1着を取り集団に戻りました。ラップを狙えそうな選手もいないと思ったので、このままスプリントで点を取りに行く作戦にしました。4回目のポイント周回は慶應の選手が点を取りに来るだろうと思い、番手に着き、予想通り先行したので、ストレートでまくり1着で通過しました。集団の人数も絞られ、自分の望んでいた展開になりました。5回目のポイント周回は一周先行し、そのまま1着通過できました。この時点で自分が18点、慶應の大前選手が9点でした。最後の倍点まで勝負がわからない状況となり、確実に点を取りにいこうと思いました。最後の3周に入るとスクラッチ同様牽制がかかり、他の選手は足が無さそうに見えたので二周先行しました。最終周回の2センターで大前選手がまくりにきたので合わせましたが足が足りず、最後の倍点は2着の6点となりました。結果的に24点で1位となり無事クラス1に昇格できました。今回の勝因は常に落ち着いてレース展開を読めたことだと思います。春先から調子が良かったり悪かったりと安定しなかっただけに今回の結果はとても嬉しいです。これからがシーズン本番なので、更に努力したいと思います。

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